ぷろみすさんち

いろいろやったことを備忘録的に書いていく

BMW S1000R ヘッドライトLED化! 【Sphere Light(スフィアライト) LED RIZING II】

最近のバイクではLED化が進みヘッドライトも純正でLEDとなっているものが多いですが、S1000Rはハロゲンバルブなのでそれらに比べるとやはり暗いという印象が否めません。 そこでヘッドライトバルブのLED化をしたいなと思っていたところ運良くスフィアライトのレビュー企画に当選したので 取り付け方法の説明とLEDバルブ取り付け前後の比較をしていきます。
おそらくS1000RRあたりもヘッドライトユニット周りは同じ感じなのでイケルと思います。

今回提供頂いたのは【Sphere Light LED RIZING II】です。 公式サイトは下記 www.sphere-light.com

実際にRIZING IIをBMW S1000R(2018)に取り付けていきます。

2019/06/09 追記

防水カバーについて取り付けの最後に追記しました。

内容物

今回はHI/LO両方を提供頂きました。 f:id:promise_r:20190526003215j:plain HI側のHB3/4 f:id:promise_r:20190526003207j:plain LED実装面の角度調整用のヘックスレンチが付属していますが今回は角度調整は不要でした。 また赤いOリングはHB4用のものになります。

LO側のH7 f:id:promise_r:20190526003210j:plain スペーサー、コネクタが付属していますがS1000Rでは使用しません。

取り付け

今回はHI/LO両方の取り付けとなるためライトユニットの取り外しが必須になります。
ウインドシールドと左右のフロントカバー、ヘッドライトフェアリングを外した状態です。 f:id:promise_r:20190526003203j:plain 下側にライトユニットを固定しているボルトがありますが、サークリップみたいなワッシャーを固定するためについているだけのボルトなので取り外しは不要です。 ワッシャーをずらして外してあげればユニットが外れます。あとは配線類を全て外していきます。 f:id:promise_r:20190609230749j:plain

で取り外したのがこちら(玄関で作業したので後ろは気にしないでください。。。) f:id:promise_r:20190526003159j:plain

裏側はこんな感じです。 f:id:promise_r:20190526003809j:plain

HI側からやっていきます。 バルブを反時計回りに回せば外れます。 f:id:promise_r:20190526003804j:plain

ポジション球の穴から取付後の角度を確認してLED実装面が真横になるように(|になるように)取り付けます。 f:id:promise_r:20190526003755j:plain

純正でついているバルブはツメが3箇所で固定されるのですがRIZING IIだとツメが2箇所しかかからない状態での固定になります。
HI側はこれで取り付け完了です。 f:id:promise_r:20190526003759j:plain

続いてLO側です。 防水キャップを回して外し、コネクタを外します。
バルブを固定している金具もツメに気をつけて外します。
f:id:promise_r:20190526004103j:plain

純正バルブを外したらLEDバルブのベース部分を取り付けます。
f:id:promise_r:20190526004058j:plain

仮付してみるとこんな感じです。
f:id:promise_r:20190526004053j:plain

当然ですがヒートシンクの分長さがあるので純正の防水キャップは取り付けできません。
f:id:promise_r:20190526004049j:plain

また商品付属の防水ゴムはそのままでは大きすぎて使えません。
f:id:promise_r:20190526004046j:plain

ではどうするかというと付属の防水ゴムをカットして利用します。
f:id:promise_r:20190526004238j:plain

とりあえず一番外形が大きいところをカットして
f:id:promise_r:20190526004233j:plain

出っ張り部分を押し込んで
f:id:promise_r:20190526004229j:plain

本来の状態から裏返して使います。
※裏返さなくてもヒートシンク部分まで全て中に入れる形で取り付けができます。ですがヒートシンク部分に一切風が当たらなくなるので今回は裏返して取り付けます。 f:id:promise_r:20190526004225j:plain

ライトユニットを側のコネクタはこの位置で
バルブ側のコネクタをそのまま差し込んで取り付けます。
f:id:promise_r:20190526004545j:plain

防水ゴムのフチの部分に両面テープを利用して貼り付けていきます。
無理付けなので強めのテープじゃないと剥がれてきますので注意してください。
強めの両面テープでライトユニットに貼り付けてその上から防水用のブチルゴムのテープで固定すると完璧かと。
f:id:promise_r:20190526004541j:plain

配線の逃げについてはこんな感じで少しカットして処理しました。
f:id:promise_r:20190526004537j:plain

配線の途中にあるユニットもライトユニットの真ん中の部分に両面テープで貼り付けて完成です。
f:id:promise_r:20190526004533j:plain

2019/06/09 追記

スフィアライト公式へ質問したところヒートシンクについては露出していない状態でも問題ないとの回答でした。
そのため裏返してとりつけていたものを通常方向にしてきれいに組み直します。
f:id:promise_r:20190609230742j:plain

配線はこんな感じで内側に逃して完成です。
f:id:promise_r:20190609230738j:plain

動作確認

というわけで元通りに組み立てて動作確認をしました。
気になる取り付け前後の比較画像がこちらになります。
まずはLO側から

f:id:promise_r:20190526004711j:plainf:id:promise_r:20190526004703j:plain

次はHI側です。
f:id:promise_r:20190526004707j:plainf:id:promise_r:20190526004658j:plain

色の違いがあるため画像だと暗くなったように見えますが、画像右にある草の部分を見るとわかるように純正よりも明るく、かつ横方向と手前側に照射範囲が広くなっています。
 
  比較動画も良ければどうぞ↓


【BMW S1000R】LED ヘッドライト Sphere Light LED RIZING II

まとめ

結果としては夜間走行時の視界が良くなりとても満足度が高い結果となりました。
取り付けも基本的には難しい箇所も無く難易度は低いほうだと思います。(光軸調整は除く)
日本製ということでサポートも早くそういう意味でもおすすめできる商品だと思います。

ただ1つだけ悪い点をあげるとやはり防水キャップ周りの改善をして欲しいと言うところです。

メーカーとしてはLEDバルブがメインの商品で汎用品をおまけで付けてるという感じなのかな?とは思うのですがせっかくいい商品なのでどこかのメーカーとかと協力して別売でもいいのである程度、車種に対応した選択肢があるといいなと思います。
 
 
2021/10/14
たまにBMWのディーラーの作業ブログとかみているとこの記事を参考にしている所があることが分かりました。
プロの人が参考にしているってなんか面白いですね
 
 

キャンセラーがついてるかは要確認